ご挨拶

株式会社プラズマアプリケーションズは、2009年6月18日に静岡大学発ベンチャー企業として設立されました。以後一貫してマイクロ波応用およびマイクロ波回路に使用する製品の開発を進めてまいりました。特にマイクロ波を手軽に利用できる装置(コンポーネント)の開発に注力し、独自性の高い製品を販売しています。

固体マイクロ波発振器は、パワー電子デバイスの性能向上と低価格化の進展により、入手しやすい価格になってまいりました。固体マイクロ波発振器は、出力ならびに発振周波数の安定性が高くかつ可変範囲が広いこと、パルス変調等の振幅変調が高精度で容易であること、低い駆動電圧で動作するために安全性が高いこと、小型で長寿命、といった多くの利点を有しています。これらの利点を活用した用途開発が進み、いまや普及の拡大が加速しています。

当社ではマイクロ波に馴染みの少ない産業分野の方々にもマイクロ波を安全にかつ便利に利用していただけるように、固体マイクロ波発振器利用の支援装置を製品化しました。マイクロ波発振器は様々な装置と組み合わせて使用されますので、装置のサイズ、使いやすさ、メンテナンスの容易さ、エネルギー効率、省人化等、システム全体を多面的に評価することが重要となります。このようなマイクロ波応用で遭遇する課題への技術的な支援を重要な使命と考えています。

具体例として、オートチューナ(自動整合器)を紹介させていただきます。
マイクロ波応用では、マイクロ波電力を加熱装置、プラズマ発生装置、放電ランプ等の外部負荷に効率よく供給するためのチューナ(整合素子)が必要です。通常、外部負荷のインピーダンスは時間とともに変化しますので、その都度チューナを操作して整合を取らなければなりません。オートチューナは、このような負荷に対しても自動的に整合を取ることができますので、多数のマイクロ波応用装置を人手を介さずに駆動できるようになり、省力化・省人化が可能となります。

また、放電プラズマの生成に関して長年蓄積してきた技術を基に、大気圧プラズマニードル発生装置、表面波プラズマ発生装置、紫外線殺菌装置などで特徴のある製品を開発するとともに、ユーザーの皆様のご要望に応えられる製品の応用方法を提案しています。この過程は新製品の開発を進める手がかりやヒントに繋がるくれることがあり、重く受け止めています。

サービスや製品について、お気軽にご質問やご要望などをお寄せいただければ幸いです。

2022年10月

株式会社プラズマアプリケーションズ

代表 神藤正士